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★ソーシャルディスタンスを保ってご鑑賞ください。屋内展示において混み合う場合は、入場をお待ちいただくことがあります。 | ||
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聖天宮 西江寺 Saikouji Temple | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
境内 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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聖天宮 西江寺 Saikouji Temple | |||||
聖天閣 Shotenkaku | |||||
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「NOAH」嶋田 ケンジ SHIMADA Kenji |
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この舟は、過去から来たのか? 未来から来たのか? はたまた現代社会の心象風景か? そして、どこへ向かうのか? 見ていただく方々に、絶え間なく動く時の流れ(経過)を味わっていただき、 それぞれの想いを膨らませていただければ幸いです。 壊れゆく舟が、時の流れに漂う姿は、今の世にも、リンクしているかも知れません。 時の流れを表現するにあたり、素材として、土は相応しくないかもしれません。 土は即ち、命です。しかし、焼成によって「陶」となり、実際命は奪われますが、 私は、作り手により、新たな命が吹き込まれていると考えています。 |
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「この都市は幸福の理想郷なのか」浜本 隆司 HAMAMOTO Takashi |
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「都市は幸福の理想郷なのか」というテーマで作品を展示します。 今、私たちが暮らす都市の密が問題になっています。都市とは人間がうみだす技術と物そして情報が集まる場所で、私達が豊かに暮らせるように進歩してきた場所です。ここで人は物と情報で満たされることで、幸福を約束されたかのような気分になっていきます。 ですが、「この都市が本当に私たちを幸福にする社会を形成しているのだろうか?」という疑問が私にはあります。 はたして都市は幸福の理想郷なのでしょうか? 張りのある生活が送れる事を祈って・・・ |
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梅屋敷 Umeyashiki | |||||
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「水簾に役行者の見たる月」田中広幸 TANAKA Hiroyuki |
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キャンバス(162×130cm)、アクリル、鉛筆、他(部分) |
箕面の滝道は木々に覆われ、傍らには冷涼な水流が絶え間ない。私は歩きながら、ひとつの情景を想像してみた。その昔、道もまだないこの地に踏み入って、水の流れを頼りに、手をつき膝をこすりながら歩を進めた行者がいた。それは月夜の独行であった。やがて行者は滝の音を認めて、はやる気持ちで先を急いだ。ついに眼前に大滝が立ち現れる。月は皓々として大滝に映り砕け、行者はその光に、ただ端然と見入っているのだった。 | |||
「断絶の形」コラボ作品 花鋏チューとリップに切るなんて 芳野ヒロユキ YOSHINO Hiroyuki ×長野久人 NAGANO Hisato |
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素材 ミロのビーナスの石膏像にペインティング |
俳人とコラボする展覧会をやり出して6年目に入りました。今回は芳野ヒロユキ氏の俳句とコラボします。芳野ヒロユキ氏の俳句は、意味を超越した言語遊戯であり記号論的な諧謔的世界観でもあると思うのです。十七音の定型詩の中で言葉の概念から自由になった芳野氏の俳句からは、映像が鮮明に浮かび上がってくるのです。 言葉の意味を超越した俳句と美術の融合された空間構成をする。 |
「鏡/月の客」山口良臣 YAMAGUCHI Yoshiomi |
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奥の細道の旅で、芭蕉は修験道の聖地、出羽三山を訪れている。三山で人は一度死に、甦る。死と隣り合わせの千日回峰行はもとより、胎内めぐりもまた死と再生だろう。自他の融合を経て自身を外から眺める。 岩鼻やここにも一人月の客 これは芭蕉の高弟、向井去来の句。岩頭で月を賞でる風流人を詠んだとする去来に対し、師は、なぜそれが自分だと考えないのかと問う。見るものから見られるものへ、芭蕉の真骨頂だろう。 見るものをずらし揺るがす装置としての鏡。 |
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滝前ギャラリー The gallery in front of waterfall | |||||
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「トラロープ」岡本光博 OKAMOTO Mitsuhiro CG協力:乗田菜々美 NORITA Nanami |
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w#114 トラロープ 2008 素材:標識ロープ、FRP photo by masako kakizaki |
箕面の森には、ちょうど100年前、国内最大規模の動物園があった。岩盤をくり抜き、レンガで囲った檻が、今も存在する。 2017年、その檻に作品「トラロープ」を入れるプランを構想したが、“様々な理由!?”から実現できなかった。 本展では、その実現できなかったプランを、乗田菜々美さんによるCGイメージにして、作品「トラロープ」と共に展示する。 トラロープ(正式名称:標識ロープ)は、まさに“境界”を生み出すラインであるが、このコロナ禍において、危険/安全、聖域/ケガレ、表現の自由・・・改めて、ラインを再設定する機会ではないかと思う。 |
KAJIKASOU(箕面かじかそう) MINOH KAJIKASOU | |||||
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「Project Angel」エトリケンジ ETORI Kenji |
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スチールネット、ミクストメディア |
天使のみち 箕面の滝道は、古来より修験道の場として、またパワースポットとして人々が参って来た場所であったと聞く。この道には、この世と異界を橋渡す冥途の道であるかのように、霊的な雰囲気を感じさせる空気がある。 そんな滝道でのアート鑑賞は、社会の中で抑圧された精神や身体性を解放する供儀として、日常空間ではほとんど失われてしまった、現代においての宗教的体験となるかもしれない。 訪れる方々にとって、日常に溜まった心の澱を洗い流すような体験になれば幸いに思う。 |
瀧安寺前広場 Square by the Ryuanji Temple | |||||
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パフォーマンス「漂蕩に出づ(ひょうとうにいづ)」酒井 エル L. SAKAI |
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琴の家横(下流側) KOTONOYA <対岸からの鑑賞> | |||||
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