YURINO, Misako Solo Exhibition, ”Reason for Eccentricity”
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百合野美沙子 個展「奇行の理由」
コンテンポラリーアートギャラリーZoneでは、百合野美沙子個展「奇行の理由」を開催いたします。 百合野さんは、中学の美術教師という職業柄、思春期の生徒たちの不条理で非論理的な言動を目の当たりにすることがよくあるそうです。彼らの、ある意味常軌を逸した行動や発言を「心の原初の叫び」と捉え、その力を持ってして自らの無意識の領域に追いやられた過去の思念や視覚の残滓を「意識」の表舞台に表出させ具現化しています。 この「意識」に描出された非日常の光景を是非、この機会にご高覧くださいますようお願い申し上げます。 9月8(土)〜24日(月・祝)、12:00〜18:00、木・金休廊 *20日は木曜日ですがオープンいたします。 *22日(土)〜24日(月・祝)の3日間、百合野美沙子さんが在廊され、オープンいたします。
アーティストトーク・音読ライブ・パーティー: 9月9日(日)14:00〜 アーティストトーク 15:00〜 安藝悟の音読(投げ銭) 16:00〜 パーティー(カンパ制)
アーティスト ステートメント 私は自分の心の中の光景を絵に描いています。その光景は、自分の中に溜め込み続けた記憶に影響を受けて現れます。幼少か、もっと以前、私が私ではない何かだった頃の記憶か。 最近は、仕事柄、12歳から15歳までの生徒と非常に多大な時間を共有します。子どもから大人になりゆく彼らの中には、純粋であるからなのか、不条理で非論理的な考えが確実に存在し、それを行動に起こしたり、知らずに言葉にしたりしています。大人から見たそれらは、一見でたらめに見えますが、それは確かに現実であり、より生に近い原始的な何かなのです。生徒たちから見聞きした行動や言葉を頼りに、自分の中に浮かび上がる光景を描きます。 (百合野美沙子)
*案内に掲載の作品 「朝顔の降る朝」 パネルに綿布、アクリル絵具 162cm×130cm
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