中谷徹+橋本修一 コラボ展「宙(そら)・生命の循環」
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中谷徹+橋本修一 コラボ展「宙(そら)・生命の循環」―橋本修一マジック(CG)による中谷徹作品の変様― 8月24日(土)〜9月1日(日)、12;00〜18:00 *8/30(金)は休廊
今回図らずも、橋本修一氏とのコラボ展を開くことになった。10年ぶりの展覧会になる。その間、思うところがあって、作品を制作していないので、正直戸惑っている。おそらく今回出品する作品は、35年から20年ほど前の小品だ。それを今、出品するのは大変おこがましい気がする。それも、ほとんどの作品は「生命の循環」をテーマに、立体作品の素材として制作したものである。 橋本修一氏とのコラボでアップデートされ、新しく蘇った姿に出合えるのが楽しみになった。時代の流れに大きく順行し未来へタイムスリップした作品の立会人でいられることは、この展覧会を催すささやかな喜びになるだろう。橋本マジックで私の感性が覚醒し再び制作への意欲を掻き立ててくれることをひそかに願っている。(中谷徹)
作品がアーティストの束縛から解き放されたとき何を語るのだろうか?数十年前に制作された中谷徹の作品を目にしたとき、そんな誘惑にかられた。常に変化し続けるアーティストと制作された時代の中に止まっている作品。 作者と作品は移り行く時間の中でどのように対峙しているのだろうか?当事者同士しかわからない関係に興味はつきない。コンピューターグラフィックス、ライティング、マッピング、イルミネーション等、現在のアートは光と密接に関係していると思う。「宙・生命の循環」をテーマにした中谷徹の作品にCGで光を与えてみた。作者と作品の間に割って入った「おせっかい」な行為をお許し頂いた中谷徹氏に感謝。そして、一人歩きを始めた作品た ちの成長(?)した姿をご覧頂ければなによりです。(橋本修一)
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