Shinichi Sugimoto Exhibition
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杉本晋一展「重力都市」
2012年6月16日(土)〜28日(木)12:00〜18:00(水・金休廊) アーティストトーク:6月23日(土)午後4時〜5時
描くという隠蔽 消すという露呈 それらは 連続し分断される・動かす留まる・整え壊される 流れては刻まれる・うねりながら横滑る・はみ出しつつ至らない 構築しつつ溶解してゆく
世界はその性質から 下へ、あるいは中心に向かう。 しかし、中心が複数化、或いは中心を見失ってしまうと 座標軸は揺らぎ 世界は、拠り所なく流動化し続ける。
身体は分断化され・埋没し・浮遊する 絵画 という 奇跡 から始まる 自閉的な二次元世界に 退屈さに耐えつつ乗り越えて 貧乏揺すりする筆先
杉本晋一
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Keiko Isaji Exhibition, "12 Messages"
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伊佐地恵子展「12のメッセージ」
2012年5月12日(土)〜5月24日(木)12:00〜18:00(水・金休廊) アーティストトーク:5月20日(日)午後4時〜5時
高校生の頃から、ふと浮かんだ作品のアイデアや、題名としての言葉を書き留めている。また作品になりそうな素材も、同じように直感の赴くまま手に入れ、何でも大切に手元に置いている。 インスピレーションは小説や詩、新聞のコラム、夢で見たこと、子ども達の絵や言葉などから享受する。それらは意味のない言葉遊びやアイロニカルなもの、または単に奇想天外であったり面白いというだけ。また、使い終わったもの、壊れたものや朽ちた物などに、私だけがピピッと感じるものがある。
「12のメッセージ」と名付けたこの展覧会では、アイデア、言葉、素材のそれぞれのストックの中から、お互いを「紡ぐように」「捧げるように」「こじつけるように」引っ付けた。無意識で直感的なその選択には、私自身が気付いていない私が見えるのではないかと楽しみにしている。
伊佐地恵子
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Mayu Isaji Exhibition, "MONOCHROME STREET"
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伊佐地麻夢展「MONOCHROME STREET」
2012年4月21日(土)〜5月3日(木)、12:00〜18:00(水・金休廊) アーティストトーク:4月29日(日)午後4時〜5時
「自由」について考えることがよくある。 それは人間として、表現者として常に感じている一つのギモン。
STREETには自由を感じる。 SREET FASHION ・ STREET ART ・ STREET DANCE…. 人々はSTREETで自己表現の自由を求めてきた。 しかし一度人気(ひとけ)がなくなると、エネルギーの残像を消し去るようにその場所には現実の時間が流れ込んでくる。 「MONOCHROME STREET」は自由を求める人々のエネルギーが落としていった影の世界。 静かな現実の流入を止められない自由との葛藤を今回表現しようと思う。
伊佐地麻夢
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Group Exhibition, “PRISM 2012”
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グループ展「PRISM 2012」
2012年3月24日(土)〜4月3日(火) 12:00〜18:00 水・金は休廊 アーティストトーク:3月31日(土)午後4時〜6時
参加アーティスト/七條章裕、仲摩洋一、はしづめまき、平林涼子、Joshua Miller、物部隆一、Vallo Riberto
グループ展「PRISM 2012」に寄せて
虹のスペクトラムは、私たちの文化では、7色である。それにちなんで本展では、毎回7名のアーティストを紹介している。人種、年代、経験、作風が異なるアーティストが個性を競う。約4メートル四方の小さなスペースで、アーティスト一人ひとりが強烈なエネルギーを照射する。 規模こそ異なるが、丁度多様な人種、宗教、民族が集まるニューヨークがサラダボールにたとえられ、その街にダイナミズムをもたらしているように。 「PRISM2012」をZoneのプリズムで分光すると、どのような色相を帯びるのか楽しみである。
コンテンポラリーアートギャラリーZone 代表 中谷 徹
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