久下典子個展「Meet the Unknown」
5月27日(土)〜6月7日(水)、12:00~18:00、木曜・金曜は休廊

ここ数年シリーズとして、小さく穏やかな村出身の rabbit についての物語を想定して描いています。
rabbit は世界各地を旅し、その土地ごとに驚き、喜び、感動を体験します。
rabbitは、臆病ではありますが好奇心旺盛なためにバックパッカーとして、辺境の地にも足を運びます。
今回の旅は、世界の片隅の巨大な森です。その森で、rabbitはこれまで出会ったことのない存在に出会います。
会場では、 rabbit の心を通して感じた世界を鉛筆や絵の具にのせて、表現しています。
rabbitと共に、未知の世界を楽しんでもらえたら、と思っています。
(久下典子)


小泉光子展「一期一会」
4月22日(土)〜5月3日(水・祝)、12:00〜18:00、木・金休廊

コンテンポラリーアートギャラリーZoneでの展示のテーマは「島を造る2023」

同時開催:「アトリエKOIZUMIへようこそ」@トライアングルギャラリー

4月29日(土)
*13:00〜16:00「呈茶by SHIZUKA, お薄でご一服」Zoneの奥の小部屋でお薄がふるまわれます。
*16:30〜アーティストトーク@コンテンポラリーアートギャラリーZone


グループ展PRISM 2023(vol.14)

Group Show PRISM 2023
2023年3月26日(日)〜4月5日(水)、木金休廊、12:00〜18:00
アーティストトーク:3月26日(日)午後4時〜5時 

「グループ展PRISM」では、虹のスペクトラムにちなみ7名の年代、経験、作風が異なるアーティストを紹介します。
Zoneがプリズムとなり7名のアーティストの個性を輝かせます。
    
参加アーティスト
浅田雅子、彩音色、坂本実十里、柴田知佳子、下村優介、西澤エミコ、馬場草香


田中佐弥個展「青い世界で蝶の夢を見る-Dreaming of Butterflies in a Blue World」
2月18日(土)〜3月1日(水)、木金休廊、12:00〜18:00

今世界はLEDの光によって、夜でも至る所まで人工の光に満たされる。
これらの光は、生物界では不自然な状況を作り出し、生物の環境を不自然に歪め、昆虫など生物の生存を追い詰める。
高度なテクノロジーが発展する世界に生命の形は歪み始め、もはや我々人間はテクノロジー無しには生きていけないと感じるところまできてしまった。

テクノロジーによって変わる生と死の形は、かつて聖書エゼキエル預言にあった「死者が甦る世界」を思い起こさせる。
神がテクノロジーに置き換わる世界で、魂は何処へ向かうのか?

古代、人間は蝶に魂の姿を見ていた。
LEDの青い光の中で、夜を失ってしまった我々は、魂までも失い始めたのかもしれない。
(田中佐弥)


魔可多宮ナツ個展「変幻自在滾滾(へんげんじざいこんこん)」
12月17日(土)〜12月28日(水)、12:00から18:00、木金休廊
ライブドローイング:12月17日(土)、随時

しばしお待ちください
ぼくの変幻が物語ります
滾滾と降ってくるかのように潜んでおります
そんなぼくの化け様を見つめて下さい
ひっそりと息をしております
それではご来場お待ちしております
(魔可多宮ナツ)


橋本あやめ個展「ランゲルハンス島の探険」
11月26日(土)〜12月7日(水)、12:00〜18:00、木金休廊
ギャラリートーク:12月3日(土)16:00〜17:00

 今回の橋本あやめは、漫画のような奇想天外(ヘンテコ)な世界を描きたいという思いと、描けば思ったよりもヘンテコに感じないという、ジレンマの追いかけっこの中でペンを進める。
 彼女の言う「ヘンテコ」とは、決して内面的な深い意味ではなく、あくまでも表面的な見た目の、ちょっと不思議で、可笑しみのある風景や事象の瞬間である。その作品は一見、自由気ままに描かれているように見えるが、緻密に計算された、線を中心にした様々の複雑な形態で構成されている。色彩を排除した絵は、まるでシュールな漫画を見るように、鑑賞者を彼女の迷宮世界に引きずり込む。
キュレーション 橋本修一 (グラフィックデザイナー)

*写真の作品「ランゲルハンス島の探険」紙、油性マーカー、アクリル絵具


「みぢかなもの」松山淳展
2022 年 10 月 15 日 ( 土 ) 〜 26 日 ( 水 )、12:00~18:00 木・金休廊
15 日 ( 土 )、16 日 ( 日 )、23 日 ( 日 ) 作家在廊予定

家にある「みぢかなもの」をモチーフに作品を作った。材料に使った木材も加工する電動工具も金箔や漆も家にある。いつの間にかそれらは「みぢかなもの」になっていた。
家にあるもので想像が膨らみ、形になる。(松山淳)

*写真の作品
「コロコロ」 w18×d6×h29.5cm 2022 金箔、銀箔、色箔、漆、木材、石粉粘土

公開制作:15 日 ( 土 )、16 日 ( 日 )、随時
箔押しワークショップ:23 日 ( 日 ) 、13:00〜/14:30〜の2部制、定員各5名ずつ、参加費3500円(材料費込み)*詳細はNEWSをご覧ください。


荒木晋太郎 個展「なぎの舟」
9月24日(土)〜10月5日(水)、12:00〜18:00、木・金休廊
アーティストトーク:10月2日(日)16:00〜

 2017 年に吉田重信氏より種を譲り受け、以来参加し続けている「水葵プロジェクト」から生まれた絵画群を展示します。
 育てているうちに、再生のシンボルとしての水葵を、絵を描くスピードで考えてみたいと思うようになりました。描くことには、ゆっくりと、そして気持ちが離れない速度があるからです。
 万葉集にも詠まれている水葵の古い名は「菜葱(なぎ)」。各地に設置した鉢を、古代から未来へ、福島から各地へと、水葵を運ぶ舟に見立て、展覧会タイトルを「なぎの舟」としました。
 また、「なぎ」は「凪」、海が穏やかであってほしいという想いも込めています。
(荒木晋太郎)


百合野美沙子個展「葛藤と分岐点」
コンテンポラリーアートギャラリーZoneでは、8月27日より、百合野美沙子個展「葛藤と分岐点」を開催します。

百合野美沙子個展「葛藤と分岐点」
8月27日(土)〜9月11日(日)、木金は休廊、12:00〜18:00(最終日は〜16:00)
アーティストトーク:9月3日(土)16:00〜17:00

――薬を大量摂取して高いところに登る。
――個室に閉じこもる。
――私の中にわたし以外の別人がいる。
思春期の子供たちと接する中で見られるそれらの行動。全てを同じく理解することができなくても、分かりたい気持ちで、話を聞き、同じ場所に赴き、考える。想像する。そこから浮かび上がる光景を絵に描く。彼らの葛藤と、苦しさと、未来を思った8年間。印象的だった出来事をもとに、浮かび上がる光景を展示します。
(百合野美沙子)


「顔・表情の現在」展
コンテンポラリーアートギャラリーZoneでは、7月24日(日)より、浜本隆司氏の企画による「顔・表情の現在」展を開催します。

「顔・表情の現在」展
7月24日(日)〜8月7日(日)、木金休廊、12:00〜18:00(最終日は〜17:00)

〜表れる情〜
アーティストの皆さんに『顔』を描いていただき、それを相当数並べることで、現代人の顔の表現はどんなもので、その心理はいかなるものか、今の時代心理を探ってみよう、という主旨で展覧会を企画しました。(浜本隆司)

参加アーティスト:
亜鶴、奥田麻里子、長田尭之、久下典子、彩音 色、佐藤萌子、菅原奈津、中澤てるゆき、中谷徹、橋本修一、浜本隆司、魔可多宮ナツ、モリン児、百合野美沙子、Vallo Riberto


アンドレイ ヴェルホフツェフ展「〜魂〜」
コンテンポラリーアートギャラリーZoneでは、6月25日より、アンドレイ ヴェルホフツェフ展「〜魂〜」を開催します。
“アーティストが魂を明らかにするシュールレアリスム展” をぜひご高覧ください。

アンドレイ ヴェルホフツェフ展「〜魂〜」
6月25日(土)〜7月10日(日)、12:00〜18:00、木・金休廊

DMに使用した作品「Full Love」(F50号・キャンバスに油彩)は、この展覧会を象徴しています。
作者と妻の個人的な歴史を描いているとともに、近いが遠い、遠いが近い、人々の関係を表しています。右の人物は作者(ロシア人)、左は作者の妻(日本人)です。私たちは、結婚前はロシアと日本の遠距離恋愛で、手紙や電話やメールなどでやりとりしていました。
今はスマホ一つで世界中の人々とつながれます。一方、多くの人が、近くにいても、お互いがスマホに夢中になって、目線や言葉すら交わさない現実も存在します。

ロシアとウクライナの戦争のため、人々はロシアやロシア人を排除、嫌悪する現実もあります。しかし、この度無事、個展を開催させていただくことになりました。
私の友人の姫路に住むウクライナ人の女性の母親の家(ウクライナ)には、ロシア軍によって爆弾が落とされました。しかし、彼女は以前通り、私たち家族と交流をしてくれます。なぜなら、悪いのは戦争だからです。彼女の母親が無事戦争を生きのびれますように、また、この戦争が一刻も早く終わることを心より願っています。
ロシアに住むロシア人の友達も、物価高騰の被害を受けたり、言論の自由を奪われたり、仲の良かった友人と戦争に対する意見の相違のため仲違いしてしまった、知り合いが徴兵されてしまった、など、戦争のために以前と同じ生活ができなくなっています。

コロナ禍や戦争の中、この作品の題名、「Full Love」のように、世界が愛であふれることを願い、アートが少しでも人々の心に希望や喜び、優しさを与えることができたら、とても嬉しく思います。

最後になりましたが、この度個展を開催させていただくことになりましたコンテンポラリーアートギャラリーZoneの中谷さん、いつも展覧会に来て下さる皆様、近くからも遠くからも応援してくださる皆様、広報してくださる新聞社の皆様、いつもお世話になっているギャラリーの皆様に、心より感謝をいたします。
                         
(アンドレイ ヴェルホフツェフ 2022年6月20日)


TANAKA Saya and TANAKA Hiroyuki’s Duo Exhibition

「風の黙示録」田中佐弥、田中広幸
5月21日(土)〜6月5日(日)、12:00〜18:00、木・金休廊
ギャラリートーク:5月28日(土)16:00〜18:00(田中佐弥、田中広幸、京谷裕彰)

 18世紀の啓蒙思想、19世紀の産業革命から始まった制度、思想、価値観など近代的なるものが21世紀20年代の今、否応なく揺らいでいる。気候崩壊、環境崩壊、戦争、そして社会に構造化された暴力・・・・・・ここにいたる歴史の帰結として、近代を象徴するあらゆるものが審判にさらされているのではないだろうか? ここから何が終わり、何が掬い出され、そして何が創造されるのか?
 自身の手許にたまさか引き寄せられたモノたちを集積し、占術として読み解く田中佐弥さんの今回のテーマは248年で太陽を一周する冥王星――破壊と再生を司る惑星――。
 片や田中広幸さんは1930年代〜1980年代に出版された思想書・歴史書の、文字や文字列を線香で焦がしたり、糸で縫いつぶしたりしながら言葉と意味との関係を宙づりにする。
 二人の創造的営為からは、思考、概念、直感、判断すること、切り分けること、知的活動、文化と思想、神話、宗教、黙想、予示すること、意思疎通や伝達の手段でありつつ武器であり祈りでもある言葉の存在・・・・・・さまざまなキーワードが浮かび上がる。
 そして空間に漂う茫漠たる領域に、私たちの意識や無意識がいざなわれるにちがいない。あるいは近い過去へ、あるいは遠い過去へと。不確かな今と、不確かな未来をみつめるよすがとして。
京谷裕彰(詩人・批評家)


現行ログ/ [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9]
キーワードスペースで区切って複数指定可能 OR  AND
[TOP]
shiromuku(u2)DIARY version 2.61